女性は男性よりも皮膚が薄く、肌荒れを起こしやすいので、毎日のスキンケアを念入りに行わなければなりません。 しかし、「スキンケアさえしておけば、肌トラブルは撃退できるはず!」と、頑張りすぎてはいませんか?
過剰なスキンケアや間違ったスキンケアは、シワなどを増やし、女性の老け顔を作る原因となる可能性もあります。 今回は、シワができる原因やメカニズムを解説しながら、シワを予防するスキンケアの方法について詳しくご紹介していきます。
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間違ったスキンケアがシワを増やす理由
スキンケアとは、健康で美しいお肌をキープすることを目的に、洗顔料や化粧水、クリームや美容液などを使ってお肌の手入れをすること全般を指します。
皮膚を清潔にして乾燥を防ぐことはもちろんお肌にとって良いことなのですが、問題なのはその方法です。
私たちの顔にできるシワには、角質層が受けたダメージによってできる表皮の小ジワと、加齢によって真皮層のコラーゲン量が不足してできる深く刻まれたシワがあります。 スキンケアでシワを作るリスクがあるのは、実はこの表皮にできる小ジワです。
お肌の表面にある角質層は私たちがスキンケアをする際に触れている部分で、スキンケアの際にゴシゴシと擦って強い摩擦を加え、過度な洗顔・ピーリングを繰り返していると、角質層を傷つけてシワを増やしてしまうことに。
スキンケア本来の目的である健康的で若々しいお肌を保つためにも、正しい知識を学んで、角質層へのダメージを最小限に防いで行いましょう。
シワを作らないスキンケアのポイント
角質層にダメージを与えずにスキンケアをするポイントは、「急がず・焦らず・優しく」を心掛けることです。 一刻も早くお化粧や汚れを落としてスッキリしたいと考えていると、洗顔やタオルで拭く際などにゴシゴシとお肌を擦ってしまいがち。 たっぷりと泡立てた洗顔料を使ってお肌を撫でるように汚れを落とし、タオルを優しく肌に押し付けるようにして水分を取るようにしましょう。
また、角質層が摩擦などのダメージを最も受けるのは、お肌が乾燥した状態のとき。乾燥を防ぐためにも化粧水や保湿クリームはたっぷりと使いましょう。 量を多めにすることでお肌の滑りが良くなり、塗る際の手による摩擦を防ぐ効果もありますよ。
また、強すぎるピーリングやゴマージュは、お肌の大事な角質層をはぎ取ってしまうことに繋がりかねません。
ピーリングはやさしいものを選び、パッケージにかかれた回数や使用手順を守って、不要になった角質層だけを取り除くように気を付けましょう。
いかがでしたか? お肌を守るためのスキンケアで逆にダメージを与えてしまわないよう、正しい方法で肌を労わりながらスキンケアを行っていきましょう。