ほうれい線は、顔を老けて見せてしまう主な要因の一つです。 マッサージなどのセルフケアを行っているのに、なかなか改善されない・・・と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ほうれい線を改善するために、まずはほうれい線を生んでしまう原因を知ることが大切です。 今回は、ほうれい線の原因となる意外な生活習慣と、改善のための対策方法をご紹介いたします。
INDEX
肩・首のこりとほうれい線の関係?
ほうれい線の原因としてよく挙げられるのは、肌の乾燥やたるみ、表情筋の衰えなど。 しかし、実は肩こりや首こりが原因でほうれい線が生まれている可能性もあるのです。
スキンケアを見直し、顔のマッサージや筋トレを行ってもほうれい線が改善されないという方は、慢性的な肩こりに悩まされていたりしませんか?
「肩こり」や「首こり」とは、肩や首の筋肉が緊張して萎縮してしまっている状態のことを指します。
顔に繋がる肩から首にかけての筋肉が萎縮することで、顔全体が下に引っ張られてしまうのです。
また、肩や首のこりが原因で顔の血液やリンパの流れが滞り、肌質の低下やたるみなどを引き起こし、ほうれい線を悪化させてしまっている場合もあります。 スキンケアやマッサージでも改善されない頑固なほうれい線にお悩みの方は、一度肩と首のこりをやわらげてみるとよいかもしれません。
肩・首のこりを改善する対策方法
【気づいたときに! 首こり予防ストレッチ】
長時間のパソコン作業などで首が前に傾きがちだと、頭の重さが負担となって疲労が蓄積していってしまいます
首の疲れを感じたら、以下の方法でストレッチを行ってください。
1. 首をゆっくりと左右に傾ける
2. 頭を大きく後ろに倒し、真上を見ながら天井に向かって舌を思い切り突き出す
3. 舌を時計回り、反時計回りに5回ずつゆっくりとまわす
頭を後ろに倒した際、首や肩に力が入らないよう注意して行うのがポイントです。
【肩こりをグッと楽にする腕上げストレッチ】
肩の筋肉がこり固まってくると、腕の可動域が狭まってしまいます。
腕の可動域が狭まって動かす機会が減ってしまえば、さらに肩こりが悪化する悪循環に。
肩のこりが気になった際は、揉むのではなく、腕を動かすストレッチで筋肉を刺激してあげましょう。
1. 肩や腕の関節に力を入れすぎないよう意識しながら軽くバンザイのポーズをする
2. 肩甲骨を意識しながら、腕を伸ばして両肩を真上に引き上げる
3. 一気に力を抜かず、ゆっくりと肩を下ろしていく
4. 1~3を15回ほど繰り返す
デスクワークの合間などに定期的に行い、肩の筋肉をほぐしてあげてください。
肩こり・首こりの改善がほうれい線ケアに!
ほうれい線と肩こり・首こりの意外な関係と、こりを改善するための対策方法をご紹介いたしました。
今回ご紹介したストレッチを日々の生活習慣に取り入れ、こりをやわらげてあげてくださいね。
また、じっくりと湯船に浸かり、肩や首の血行を促してあげることも大切です。 頑固なほうれい線は、肩や首のこりを解消することで改善してきましょう。