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齋藤 薫の老けない人。老けない話。

Vol28 大人は、景色のような美しさを持つべき。 だから、花鳥風月のどれか1つを選んで欲しい。

 美しさの定義は様々。ましてや表現の仕方は時代とともに変わるもの。女優のポートレートのように〝作り込まれたラグジュアリーな美貌〟を象徴的な美人とした時代もあったし、スーパーモデルのように全身のバランスが完璧である人を美人とする時代もあったと思う。でも今、その定義が大きく変わりつつある。

 私は個人的に、いつもこう主張している。人も、景色のような美しさを持っていなければいけないと 。美しい自然に不意に出くわすと、人はただ立ち尽くしてしまうけれど、そういう感慨をもたらす美しさをこそ尊いと思うからなのだ。実際に景色は、誰にも媚びず、ただありのままで見る人を感動させ、ずっとこのまま見ていたいと思わせる。それどころか、またもう一度見たいからと、何度もそこに足を運ばせる、そういう引力こそ、美しさの究極。だから私たち女性も、まさに景色にような美しさを持ちたいのである。

 じゃあどうしたら、人は景色のようになれるのか? 決め手となるのは、言うまでもなく素肌美。純粋に美しく透き通るような肌の美しさは、人を理屈抜きに引きつけ、うっとりと酔わせ、時には立ち尽くさせる。ずっと見ていたいと思わせ、またもう一度見たいと思わせる。人を癒したり、幸せにしたりもする。時には人の心を洗うような力さえも持ってしまう。まさしく景色のように。美人はそもそも人を威圧するような美しさを持ってしまいがちなのに、全く逆。景色が決して人を威圧しないように、穏やかで清らかな美しさで人を包み込むこともできるはずなのだ。

 それを手に入れるために必要なのは、だからやっぱりエイジングケア。年齢を重ねることは、残念ながら清潔感を失っていくこと。肌からも、体型からも、声からも清潔感を失っていくのがすなわち老化なのである。つまり存在そのものが透き通るような清潔感に満ちた人こそが、実はもっとも若くも見える。美しい景色を思わせる清潔感を大人が得るためにこそ、エイジングケアがあるのだと言ってもいいくらい。

 今や、飾り付けることが美しさではなく、無駄を省いて省いてドレスにもジュエリーにも頼らないのに美しい人をこそ、ゴージャスであるとする時代になっている。水で清められたような美しさこそ、最上級の美であると言う発想。ただそこにすっと立っているだけで、人の心に訴えかけるような存在美。それもまた透明感のなせる技。そのためにこそ、エイジングケアで透明度の高いなめらかな肌を作って欲しいのだ。

 でもなぜ透明感? なぜ清潔感? それはひとえに生き方も、暮らし方も、気持ちまでが清らかな人に見えるから。そこまで含めてが、〝景色のような美しさ〟と言い換えてもいい。部屋はもちろん、バックの中も、息遣いまで、隅々までが美しいひとが、景色のような美しさで人を立ち止まらせるのだ。

 花鳥風月という言葉がある。言うまでもなく美しい自然を表す言葉だけれど、例えば花でもいい、月でもいい花鳥風月のどれかを1つを決めて、これをテーマに景色のような美しさを目指して見て欲しい。それこそが最強のアンチエイジング、と言えるのだから。
齋藤 薫 [美容ジャーナリスト]

女性誌編集者を経て独立。 女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人 日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)他、『“一生美人”力人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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