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Vol.21 疑わない、諦めない、心が素直な人ほど美しくなる……その科学的な根拠

たとえば、ただの水も、「これはとてもよく効く化粧水です」と言われて使うと、本当に効いてしまう。
まるで濃厚な潤いのように、肌がしとしと潤ってしまうのだという。化粧品効果の約3割は、”暗示効果“だと言われるほど。

だからそれも当然なのかもしれないけれど、それにしても”ただの水“も効いてしまうなんて、まさに「気は心」。それは美容にも通用する話なのだ。

いや逆を言えば、薬にも医学的に証明された”プラセボ効果“というものがあって、「これはよく効く薬です」と、患者に与えることで、痛みを和らげたりする治療は、実際に行われているものだとか。
まさにこのプラセボ効果が化粧品でも引き出せるということなのだ。

もちろん逆も言えること。
疑って使うと、その分だけ効果が減ってしまう。
ましてや、効かない効かないと、文句を言いながら使うと、本当に効かない。

心のままに効果が働く、それが化粧品だとしたらどうだろう。
化粧品こそ信じて使わなければいけないのだ。

ちなみに、「ドクターコスメしか効かない」と訴える人がいるけれど、これは1つの真実。
そもそもドクターが作る化粧品は、まさしく薬に近く”間違いなく効く“という大前提で作られているはずで、そういう意味での”本物の効果“と、ドクターコスメほど効果は確実という、イメージによる”プラセボ効果“がダブルで効いてしまう。

逆を言えば、それ以外の化粧品を信じることができなくなる。
そういう意味でも、ドクターコスメの効果はより確実なのである。

どちらにしても、素直な人ほど化粧品は効く、そうは言えないだろうか?
そういうふうに考えてみると、なるほど美しい人は皆、心が素直そう。少なくとも、物事を斜めから見たりはしないタイプ。言いかえれば、ネガティブな心のない人にこそ化粧品は効く。

いつも不機嫌だったり、いつも不満でいっぱいだったりする人には、やっぱり化粧品は効かないように作られているのだ。そういう意味では、キレイになりたいという素直な心、きっとなれるという素直な”自信“も、ことのほか大事。

厳密に言うと、今の自分がキレイという自信より、自分もきっともっとキレイになれるという、未来への自信の方が、より大事。今現在の自分への自信は、キレイを頭打ちにしてしまうけれど、未来への自信は、また新たな美しさを呼び込むから。

そうそう、一番早く、人を老けさせるのが”諦め“であると言われる意味も、そこにある。
諦めというのは、自分に対して最もひねくれた心。自分に対して、もっと素直にまっすぐな心で向き合うべきなのだと思う。

暗示にかかりやすい……これは、人付き合いにおいても恋愛においても、また世渡りにおいても、あまり良い性分とは言えないけれど、でも美容や健康においては、とても大切なこと。

たとえば食事においても、色とりどりで美しい食卓は、それぞれ少量でも心が満足でき、満腹感で満たされる。
そういう暗示こそが、健康に痩せる決め手なのだから。

騙されるべきは騙される……大切なキレイの決め手である。
 
齋藤 薫 [美容ジャーナリスト]

女性誌編集者を経て独立。 女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人 日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)他、『“一生美人”力人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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