Vol.13 インナードライの肌を正しくケア!

2021.03.29

Vol.13 インナードライの肌を正しくケア!

肌の状態に関心が高い方は、「インナードライ」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか? 特に夏の肌はインナードライになりやすく、見た目はうるおっているようでも、実際はボロボロというケースも少なくありません。

インナードライによる肌トラブル

適切なスキンケアを心がけてインナードライを防ぎ、秋や冬などの肌が乾燥する季節もうまく乗り切りましょう。 今回は、インナードライの概要やその原因、夏にインナードライが加速する理由、そしてインナードライの対策方法などをご紹介します。

インナードライとは?

インナードライとは、肌の表面は脂っぽくべたついているにもかかわらず、肌の内部が乾いている状態のことです。 肌の内側の水分量が不足していることから「インナードライ」といわれています。

インナードライでは、肌の内側が乾いているからこそ、さらに乾燥するのを防ぐために過剰な皮脂が分泌されます。 表面的な状態だけで判断すると脂性肌と間違えやすい症状ですが、判断を誤ったままケアを続けると、内側の乾燥が加速する恐れがあるので注意が必要です。

インナードライと脂性肌・乾燥肌の違いとは?

インナードライと脂性肌は、肌の表面をなでると皮脂がついてくるという点で共通しています。 しかし、脂性肌の場合は肌の内側までうるおっているので滑らかな一方、内側が乾いているインナードライの場合は肌の一部が乾燥していたり、洗顔後つっぱりが感じられます。 症状がひどくなると皮がむけることもあり、時間が経つにつれて肌の状態が変わりやすいというのもインナードライの特徴です。

また、乾燥肌とインナードライの共通点は、肌の内側の水分が不足しているということです。 ただし、インナードライは肌表面がオイリーであるのに対し、乾燥肌は表面の皮脂が少ないため、手で触っても脂がついてきません。 乾燥肌でもインナードライでも、症状が進行すると皮がむけてくる点は同じです。

乾燥肌とインナードライの違い

インナードライの主な原因とは?

インナードライの主な原因としては、まず「間違ったスキンケア」が挙げられます。 インナードライを脂性肌と間違えた場合、肌表面の皮脂分泌を抑えるために十分な保湿をしない方も多いようです。 しかし、乳液やクリームなどで保湿しておかないと内側の乾燥が進み、さらに多量の皮脂が分泌される結果に繋がる可能性があります。

スキンケア

次に、肌に大きなダメージを与える紫外線もインナードライの原因となります。 特に、波長の長いUVAは肌の深部にまで影響を及ぼし、炎症を引き起こすので注意が必要です。 暑い時期は、室内の湿度が下がる冷房や、汗をかくことによる乾燥にも気を付けなければなりません。

冷房でインナードライが加速

さらに睡眠不足や偏食など、生活習慣の乱れもインナードライの一因となります。 寝ている間に肌を修復してくれる成長ホルモンが分泌されるので、睡眠不足は肌状態の悪化に繋がる可能性が高いのです。 またその他にもストレスを強く感じることで自律神経が乱れ、インナードライが進行することがあります。

生活習慣とインナードライ

肌がうるおっているように見えて実は・・・

この時期皮膚科にいらっしゃる方は、体外的には一見、潤ってみえる夏の肌。 しかし、実はそれは潤いではなく「皮脂」や「汗」なのです。

私達の肌は構造上、油分は出せますが、汗以外に水分を出すことはできません。 そんな中、夏の強烈な紫外線によって、コラーゲンにダメージを与える活性酸素が発生し、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の周期が乱れ代謝も悪くなり、冷房で乾燥した夏の肌は、ボロボロの状態。 私達の肌は、表面が乾いていると、肌の水分を逃さないよう、逆に皮脂をたくさん出して、肌の中の水分を保とうとします。

すると、皮脂が過剰になり表面はテカテカ、内側はスカスカの状態になります。 表面がテカテカなので、自身では潤っていると誤って皮脂を過剰に拭きとろうとしたり、うるおいケアを避けたりするなどの誤ったお手入れも、インナードライを加速させていくことになります。

あなたの肌も、もしかしてインナードライかも!?

ここでは、よくご質問をいただくインナードライかどうかを判断するチェックポイントをご紹介いたします。

あなたのインナードライCHECK!

□ 毛穴の開きや黒ずみや目立つ
□ 脂取り紙をよく使う  インナードライチェック解説1インナードライチェック
□ 冷房が効いた室内にいることが多い
□ いわゆる混合肌で、顔のパーツで乾燥とべたつく部分がある  インナードライチェック解説2インナードライチェック
□ 化粧水をつけてもつけても入らないような気がする
□ ニキビができやすい
□ 夏はベトベトするのが嫌いなので、クリームなどはつけず化粧水だけ使用している

インナードライチェック解説1
皮脂を取りすぎると、乾燥したと思い込んだ肌がさらに脂を出して逆効果に。 ティッシュで軽く押さえるだけで十分です。

インナードライチェック解説2
混合肌の方は、皮脂量が豊富なTゾーンは角質ケアと正しい保湿を心掛け、乾燥しやすい目の周りやUゾーンは特に念入りに保湿をしましょう。

今すぐトライ!インナードライのスキンケア対策

1. 不要な角質をとりましょう

インナードライ対策のピーリング

乾燥で代謝が滞っている肌は角質が厚くなり、砂漠(ひびわれ)状態に。 化粧水を浸透させる準備が整っていません。 まずは不要な角質をとり、水分を浸透させる準備を整えましょう。

2. 化粧水の前に肌を柔らかくし、浸透を高めましょう

1. ホットタオルや半身浴で毛穴を開く
2. 化粧水の前に使用する、肌を柔らかくする乳液、美容液などを試してみる

3. 正しく化粧水を使いましょう

より浸透を高めるために、コットンの使用をおすすめします。 もし手でつける場合には、まず軽く全体になじませて、2回目に掌でじんわりおしこむようにつけましょう。

4. 夏でもクリームをつけましょう

ベトつくので夏はクリームをつけない方が多くいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。 化粧水だけだと肌から水分が蒸発し、より乾燥がひどくなります。 量を調節したり、自分の好みの使い心地のものを選ぶなどして、カバーしましょう。

5. 週に一度はローションマスクをしましょう

たまには砂漠のお肌にたっぷりの水分を与えてあげましょう。 美容マスクもたくさんありますが、お手持ちの化粧水をコットンにひたひたにして、3分顔全体に置くだけでも十分潤いが続きます。

6. 日焼け止めは必ず塗りましょう

インナードライ対策の日焼け止め

どんなに保湿をしても、紫外線を浴び続けているとケアが追いつきません。 シミだけではなく、乾燥、シワの原因も紫外線ですので、特に夏は必ず日焼け止めを使用しましょう。

スキンケア以外でできるインナードライ対策とは?

インナードライを改善・予防するのなら、スキンケア以外のポイントに気を配ることも大切です。

まず、規則正しい生活習慣を心がけましょう。 毎日6~8時間の睡眠をとるようにし、肌のターンオーバーを正常に整えてください。 入眠の前に、読書や音楽鑑賞など、自分なりのリラックスタイムを設けるとスムーズに眠りやすくなります。

インナードライと生活習慣

また、栄養バランスのとれた食生活を心がけることも効果的なインナードライ対策です。 ビタミンが豊富に含まれた食材、例えばビタミンAが豊富なホウレンソウやビタミンB群が豊富な納豆などを積極的に食事に取り入れましょう。 毎日3食、きちんと欠かさずに食べることもおろそかにしてはいけません。

さらにストレスによる自律神経の乱れもインナードライの原因となるので、自分に合ったストレス発散法を見つけることも重要です。 ランニングやウォーキング、半身浴、カラオケなど、すっきりした気分になれる方法を見つけ、定期的にストレスを発散してみてはいかがでしょうか?

インナードライ改善におすすめのアイテム

肌の内側をうるおわしてインナードライを改善するためには、どのようなアイテムを使えば効果的なのでしょうか?

まずおすすめできるのが、ペプチドやヒアルロン酸を配合した保湿力の高いアイテムです。 また、ダメージを受けている部分を集中的にケアしてくれるアイテムを使えば、乾燥状態が改善される効果が期待できるでしょう。

ペプチド含有のクリーム

そして、肌に余計な負担をかけないために、無添加にこだわっているアイテムを使うということも重要なポイントです。 植物由来のうるおい成分が使われているアイテムも、安心して使うことができます。

さらにインナードライ改善効果に加えて美白効果も欲しいという方は、ビタミンC誘導体などを配合しているアイテムもおすすめです。

正しいインナードライ対策で健やかな肌へ

1) 「インナードライ」とは、肌の内側が乾燥している状態

2) 間違ったスキンケアや生活習慣の乱れから、インナードライは進行しやすい

3) 一見肌がうるおって見えても、インナードライの可能性がある

4) 正しいスキンケアが、インナードライ改善・防止の近道

5) ストレス発散や規則正しい食生活も、インナードライ改善・防止に有効

6) ペプチドやヒアルロン酸を配合した保湿力の高いアイテムがおすすめ


夏に起こりがちなインナードライは、表面的な症状は脂性肌と似ていますが、対策方法はまったく異なります。 インナードライに悩んでいるのであれば、正しい対策を実践して健康的な肌を手に入れましょう。

  • ミューノアージュ / MUNOAGE

    東京六本木ミッドタウン皮膚科形成外科Noage監修の元、誕生したブランド。年間1万人を超える臨床知見を基に、確かなソリューションと高品質なサービスをお届けしています。

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