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齋藤 薫の老けない人。老けない話。

Vol.27 人は、体型から歳をとる?だから始めて欲しい。例えば、背もたれを使わない生活……。

昭和の時代に比べて、40代50代の女性が驚くほど若くなった理由……もちろん、美容医療も含めたエイジングケアの進化による肌自体の若さが何より大きいし、ファッションや髪型の影響も少なくないと思う。

 でも意外に見落とされているのが、体型。つまり、ウェストのくびれがなくなってきたり、お腹や背中に肉がついたり、という体型変化が実は大きく”老け感“に影響しているが、いわゆる中年体型になる年齢が、どんどん遅くなって来ているのは確か。これも、ファッションが変わってきたこと、自分はまだまだ若いと言う意識、それ自体が体型を維持させているとも言える。

 ただ、顔のシワやたるみが気になる年齢になると、ついつい見逃しがちなのが、自分を少し遠目で引いてみること。それも年齢とともに、鏡の位置がどんどん近くなってくると言われるから。もちろん近くから見れば見るほど、肌状態が年齢を明らかにしてしまうのは否めないけど、人の印象はやはり全身で語られるもの。だからアンチエイジングの隠れた決め手は、やはり体型維持なのだ。

 太っているか、痩せているかではない。むしろどれだけ女のカーブがあるか。余分なふくらみがないか。バストやヒップが、下を向いていないか。そして体のラインが緩んでいないか。そういうことも全てひっくるめての体型……。そこには肌や顔立ちと同じように、年齢がそっくり見えてくる。久しぶりに会った人に、「あなた変わっていないわね」と言われる時、そう言わせるものの半分は、 全身の体型から来る評価だと言われるくらい。

 そこで改めて注目したいのが、体のラインの若さをもたらすものは何なのかということ。もちろん年齢や食べ物も大きな要素ではあるけれど、それ以上に重要なのはやっぱり意識なのではないかと思う。

 実際20代の頃と体型が全く変わっていない50代の女性に、どうしたらその体型を保てるのと質問すると、意外な答えが返ってきた。特に何もしていない。モリモリ食べるし、炭水化物も大好き。ストレッチは欠かさないけれど、運動は人並み。そうそう、しいて言えば、椅子に座る時、背もたれに背中をつけないことかしら。

背もたれに背中をつけない この人は簡単にそう言ったが、多くの人にとってこれは大変な苦行。何分間か試しただけで、諦めてしまう人がほとんどなのだろう。でもその分だけ、これは大変な体型補正効果を持っている。姿勢が恐ろしく良くなるだけでなく、座ったままで、余分な肉があってはならないところから、つくべく所へ肉が自然に移動していく。

 ふと思ったのが、和服を着てきた日本人はもともと背もたれなど使わぬまま、座る生活を続けてきたわけで、ひょっとするとこの"背もたれなし"でこそ正しく生きられ、正しい体型が自然に作られていくDNAを、私たちはもともと持っていたのかもしれないということ。

 背もたれなしで美しく腰をかける、それをアンチエイジングのひとつの決め手としてどうか記憶していて欲しい。もしそれが1つの習慣になり、意識せずにできるようになったら、あなたの体は歳をとらない。結果、あなた自身が歳をとらない。アンチエイジングに本気になったら、鏡を離して自分をもっと遠目から見て欲しい。体のラインに年齢は出ていないだろうか。
齋藤 薫 [美容ジャーナリスト]

女性誌編集者を経て独立。 女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人 日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)他、『“一生美人”力人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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