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齋藤 薫の老けない人。老けない話。

vol33 なぜ表情豊かに 生きなければならないか。 もう一つの、決定的な理由。

暑くもないのに、大汗をかいている女性を見かけると、思わず話しかけてしまいそうになる。
私もひどかったんですと。
でもきっといつか良くなるからと、ただそれだけを言うために。

わからない人はわからないはず。一体何を言っているのか?
でも知っている人は知っている。これは更年期障害の典型的な症状。
ホットフラッシュに悩む人は、なるほどと深くうなずくはず。

病気のようで病気ではない、だからこそ対策も曖昧で、
本格的なホルモン療法からサプリまで、方法はいろいろあるものの、
自分の場合は一体何をしたらいいのだろうと、多くの人が迷っている。

だから実際には、様々な症状が治まるまで我慢してしまう人も多いよう。

でも、それはだめ。ただ更年期が過ぎ去るのを待ってしまってはいけない。
更年期はまだまだ先と言う人も、今すぐに対策を打たなければいけないほど、
じつはちょっと深刻な問題が明らかになっているのだ。

更年期は数年で終わるけれど、そして肌荒れや老け感などにも、
減ってしまった女性ホルモンのより戻しも期待できるから、お手入れ次第で解決できるけれど、
更年期を機に深刻な減り方をするのが骨密度。

言うまでもなく女性ホルモンの低下が骨密度を一気に低下させてしまうからだけれども、
骨密度は肌の水分量のように簡単には戻らない。非常に時間と量のように簡単には戻らない。

非常に時間と手間がかかる。
いや、一応戻るとは言われているけれど、
これ以上減らさないようにするのが精一杯という見方もある。

そして、絶対に対策しなければいけないという思いに至るのは、
今までのように骨折しやすいとか、背がちょっと縮んでしまうとか、
そういうレベルではない厄介な問題がクローズアップされたからなのだ。

それは、「顔のたるみが顔の骨密度の低下によって起こっているかもしれない」こと。

そうなのだ。当然だけれど、顔にも骨がある。だから顔の骨密度が減るのは当然のこと。
ましてや形が複雑で薄い骨が多いことから、なおさら影響を受けやすいとも言われ、
大きく顔立ちが変わるほど、骨の老化がたるみの原因になってるのではないかと言われ始めたのだ。

つまり、骨の再生の難しさを考えるとここはもう予防しかない。

カルシウムをしっかりとること、
女性ホルモンの代わりをする大豆由来のエクオールという成分を
サプリでとることも新しい方法として注目されているけれど、
骨のアンチエイジングには〝負荷をかけること〟もとても大切と言われる。
いくらカルシウムが足りていても運動不足の人は骨粗しょう症になりやすいのだ。

じゃあ、顔の運動不足はどうするか。
そもそも顔ってどうやって運動すれば良いのだろう?

やはりよく笑い、よくしゃべって、表情豊かに暮らすこと、これが何より大切なのだ。
そして時々はじっくりと強めのマッサージ。
肌に刺激を与えないよう、プッシュするだけのマッサージもいいかもしれない。
肌をこするのでは なく、圧をかけること。

ちょっと前まで盲点だったかもしれない、顔の骨粗しょう症予防。
何歳から始めても早くは無い。そして何歳からでも遅くは無い。

とにかくとにかく意識をする事が何より大事。

たるみの原因はいろいろあるけれど、骨の衰えからも来ていたなんて。
気がついた人から、気づいた瞬間から、始めて欲しい。いや意識するだけでも良い。
顔の骨と、表情豊かに生きることを。

 
齋藤 薫 [美容ジャーナリスト]

女性誌編集者を経て独立。 女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人 日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)他、『“一生美人”力人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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