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齋藤 薫の老けない人。老けない話。

Vol.24 間もなく人口の半分が、50歳以上…… 閉経後から、改めて美しさを競う 時代が始まる

知っていただろうか?
あとほんの5、6年で、日本の人口の半分が〝50歳以上〟という時代がやって来ること。
高齢化に拍車がかかっていることは誰もが知っているが、〝50歳以上〟という視点で見た時、そんなに多いの?と驚くに違いないのだ。

じつはこの〝50歳以上〟というカテゴリーが、とても大きな意味を持っている。
ズバリ言うなら、閉経の平均年齢は約50歳。

つまり、数年後には日本の女性の半分が、もう閉経していると言うことになる。でも正直、この話題を、多くのメディアはずっとタブー視してきた。

言わずもがなそれは、閉経を境に、女性は女性でなくなる、みたいなひどい言われ方をしてきたから。閉経すると、美しさが一気に減ってしまうという見方があったからなのだ。結果として、女性の多くは〝閉経していること〟を隠したがる。少しも隠すべきことではないのに、なんだか隠してしまう。閉経に良いイメージなど1つもないのだから当然だ。

でもまさに、そこにあるのはあくまで〝イメージ〟に他ならない。
それが事実とは、だいぶ違うと言う話をしたいのだ。

実際、閉経を迎えた多くの女性が、「特に何も起こらなくて、肩透かしを食ったよう」と証言する。美しさや若さがガクンと減ってしまうようなこともなく、何か大きなトラブルが起きるということもなく。もちろん、女性ホルモンの分泌が低下するのは確か。
その減っていく過程で更年期障害も起きるわけで、個人差はあるけれど、何事も起きないわけではない。

しかし女性度がいきなり激減してしまうなどと言う事は、断じてないのだ。中には、閉経して逆に〝肌が安定した〟と言う人も少なくない。女性ホルモンの乱高下はそれだけでさまざなトラブルをもたらすのは事実だが、でもたとえ低レベルでもホルモンバランスが安定してしまえば、トラブルは回避できるから、じっくりと美しい肌を育んでいくことが可能。だから閉経後の方がむしろキレイになったと言う女性は本当に多いのだ。

けれども、閉経と言うイメージの重みだけで、美しさを自ら諦めてしまう人の方がずっとずっと多いのもまた確か。もちろん衰えは確実にやってくるわけだから、ここで一気に力を抜いてしまったら、がくんと衰えても不思議じゃない。〝踏ん張り時〟なのは紛れもない事実。だから閉経は、新しいお手入れを始める際のサインくらいに考えておいた方が良いのかもしれない。

うれしいことに女性ホルモンが低下しても、その代わりをしようとする別のホルモンが、ちゃんと女性ホルモンの補填をしてくれる。
女の体は本当によくできているのだ。

だからきちんとお手入れしていれば、坂道を転げ落ちるように衰えていくなどと言う事は決してありえない。むしろ安定した大人の美しさが輝きだす。そういうチャンスだと思って欲しいのだ。

ましてや50歳以上が半分と言う時代を目前にして、閉経を恥ずかしがっていること自体が、もう意識として時代遅れ。
むしろ、人生の後半をどのように美しく生きるか。それを競う時代になってきたことに、一日も早く気づきたい。
 
齋藤 薫 [美容ジャーナリスト]

女性誌編集者を経て独立。 女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人 日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)他、『“一生美人”力人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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